本ハンドブックは在校中のすべての教習生にお渡ししています。カリキュラムの組み立て方、技能検定で実際に見られる項目、検定当日の持ち物、そして入校時にご同意いただいた当校の規定をまとめました。記入・返送の必要はありません。入校時に一度お読みいただき、検定の前にもう一度目を通してください。
- 学科教習。道路標識・標示、優先関係、速度と車間距離、危険予測、飲酒・疲労・ながら運転に関する規定。
- 学科試験。運転免許試験場で受験します。合格しなければ技能検定の予約はできません。
- 技能第1段階 — 車に慣れる。乗車時の手順、各操作装置、クラッチとギア、交通量の少ない場所での発進・停止。
- 技能第2段階 — 交差点と市街地走行。進入前の減速・安全確認・発進、車線の保持、環状交差点、信号交差点。
- 技能第3段階 — 各種課題。バック、駐車、転回(切り返し)、坂道発進、急ブレーキ。
- 技能第4段階 — 自主走行。自動車専用道路、高めの速度域、夜間・雨天走行、指示なしで標識に従って走る練習。
- 模擬検定。本番と同じ基準で検定コースを一通り走行します。多くの方は2回受け、その間に弱点を集中的に練習します。
- 技能検定(本番)。指導員が安定して合格水準に達したと判断した時点で予約します。
- 教習を受けている種別の有効な仮免許を保有し、検定当日も有効期限内である必要があります。
- 当該種別の年齢要件を満たし、視力基準に適合していること。眼鏡等の条件がある場合は装用した状態で判定します。
- 法令で最低教習時限が定められている場合は、その時限を修了・記録してからでなければ検定に進めません。
- 有資格の同乗者との自主練習は経験として有益ですが、法定の教習時限の代わりにはなりません。
- 検定を受ける準備ができたかどうかは指導員が判断します。基準は時限数ではなく、コース全体を通した安定性です。
- AT車で合格した場合、取得できる免許はAT限定となります。
検定員は以下の各項目を採点します。名称や減点の基準は地域によって多少異なり、地元の採点基準は指導員がご説明しますが、見られる中身はどこでも同じです。
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| 周囲全体の安全確認、滑らかな操作、安全で適法な停止位置 | |
| 適切な進入速度・位置・車線、発進前の確実な安全確認 | 速度を落とさず進入する、実際には空いていない間隔に出てしまう |
| 正確さ、ゆっくりした確実な速度、動作中ずっと続く安全確認 | ミラーばかり見てしまう、線を越えて止まる・縁石に乗る |
| クラッチ操作、縁石に沿った走行、人や車が現れたら必ず譲る | |
| 素早く確実な制動、車体をまっすぐ保つ、その後の安全な発進 | 合図に対してためらう、ブレーキの前にミラーを見に行く |
| 指示を受けずに標識や案内に従い、同じ水準の運転を維持できること | 道を間違えて慌てる。間違えたこと自体は減点ではなく、慌てた対応が減点になります |
| 毎回「ミラー→合図→動作」の順序を守り、正しい進路を保つこと | 合図が先で確認が後になる、曲がり終えても合図を消し忘れる |
| 制限速度と路面状況に応じた速度、安全と判断できたら確実に発進すること | 慎重すぎること。不要なためらいは速度超過と同じように減点されます |
- 危険を避けるために検定員や指導員が補助操作をした場合。
- 赤信号、一時停止標識、横断歩道の手前で停止しなかった場合。
- 他車に急ブレーキや急ハンドルをさせる形で進行した場合。
- 強く縁石に乗り上げた場合、縁石・パイロン・他車に接触した場合。
- 明らかな速度超過、または一方通行の逆走。
- 小さな減点が積み重なりすぎた場合、または同じミスを走行中に繰り返した場合。
- 仮免許証、および指定がある場合はもう一点の本人確認書類。
- 学科試験の合格通知と、検定の予約確認書。
- 眼鏡等の条件がある方は、眼鏡またはコンタクトレンズ。
- 受検手数料が未納の場合は、その費用。
- かかとのある薄底で平らな靴。ブーツ、ヒール、厚底、サンダル、裸足は不可です。
- 肩の動きを妨げず、シートベルトに引っかからない動きやすい服装。
- ミラーに物を吊るさないこと。走行中はイヤホンを使わず、スマートウォッチの通知も切ってください。
- 検定前に指導員とウォームアップ走行をしてください。冷えた状態ではなく、走れる状態で会場に入るためです。
- 会場には早めに到着を。駆け込みでの受付は、最初の10分が緊張する最大の原因です。
- 走行前に視力の確認があり、地域によっては車両の安全に関する簡単な口頭質問が行われます。
- 教習のときと同じように運転してください。検定員が見ているのは安全性であって、上手さの演出ではありません。
- ミスをしても、対処して先に進みましょう。小さな減点ひとつで検定が終わるわけではありません。
- 終了後にその場で結果と採点票が渡されます。再受検になった場合はそれがそのまま練習計画になるので、必ず保管してください。
- 教習は事前予約制です。入校書類に記載された期限までに変更すれば費用はかかりません。
- 期限を過ぎたキャンセルや送迎場所での無断欠席は、全額のご請求または受講済み扱いとなる場合があります。
- 指導員だけでなく受付にご連絡ください。受付への連絡があって初めて、その枠が他の方に開放されます。
- 天候・車両・指導員の事情で当校が中止した場合、料金はいただかず、最も早い代替枠をご案内します。
- 教習車は補助ブレーキ付きで、保険は同乗指導下の教習にのみ適用され、走行は指導員が選定したコースに限られます。
- 指導員は安全上の理由からいつでも運転を代わり、または教習を終了することがあります。理由は後ほどご説明します。
- 飲酒・薬物・運転に支障のある薬の影響下では絶対に教習に来ないでください。教習は中止となり、料金は発生します。
- 新たな持病や服薬が始まったらすぐにお知らせください。教習の進め方に関わるだけで、受講の可否を左右するものではありません。
- 一晩まとめてより、毎日短時間を積み重ねてください。集中した20分は、気の散った2時間に勝ります。
- 公式の問題集を安定して高得点が取れるまで解き、さらに2回続けて高得点が出るまで続けましょう。
- 間違えた問題をリスト化し、数日おきにそのリストだけを解き直します。
- 停止距離と法定速度は丸暗記してください。純粋な記憶問題であり、確実に取れる点数です。
- 危険予測は映像教材で練習を。選択問題とはまったく別の能力です。
- 同乗しているときに沿道の標識を読む習慣を。実際の道路が最も安上がりな教材です。
- 技能教習中に「この交差点ではどうするか」を口に出してみましょう。学科は実際の道路と結びつくと定着します。
運転する頻度と、自主練習がどれだけできるかによります。毎週決まって教習を受け、その合間にも練習している方は、間隔があく方よりずっと早く合格水準に達します。プロフィールの更新に合わせて、指導員が率直な見通しをお伝えします。
無駄になるものは何もありません。再受検までに所定の待機期間があり、その間に採点票に書かれたミスをピンポイントで練習します。一度落ちた方の多くは次で合格します。採点票は次回の教習にお持ちください。
多くの地域では可能です。ただし車両が整備されていること、税・保険が有効で検定使用も対象であること、補助ミラーが付いていること、仮免許練習中の標識を掲示していることが条件です。まず受付にご相談ください。会場で車両が不可とされると受検料が無駄になります。多くの方は普段乗り慣れた教習車をそのまま使っています。
ATはクラッチ操作がない分、早く習得できます。ただしATで合格した場合はAT限定免許となります。今後MT車を運転する可能性が少しでもあるなら、最初からMTで教習を受けてください。
はい、むしろ推奨します。ただし同乗者が法令上の要件を満たし、車両が仮免許練習に対応した保険に入っていることが条件です。練習の前に何を練習すべきか指導員に確認してください。あとで直さなければならない癖をつけないためです。
早めに指導員へお伝えください。模擬検定を追加して流れに慣れていただく、比較的空いている時間帯で予約する、当日は事前にウォームアップコースを一緒に走るなどの対応ができます。緊張は当たり前のことで、検定員が緊張そのものを減点することはありません。
本ハンドブックは当校による一般的なご案内です。免許制度、検定の方式、手数料は所轄官庁が定めるもので変更されることがあります。受検のお申し込み前に、必ず最新の公式要件をご確認ください。