本ガイドでは、当スタジオが提供する業務、ブリーフから納品までの進み方、料金に含まれるもの・含まれないもの、そして各ファイル形式が実際に何のためにあるのかをご説明します。これは参考資料であり、記入も返送も不要です。以下の期間や内容は目安であり、実際に拘束力を持つのはご署名済みの契約書に記載された数値です。
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| ディスカバリー、ロゴ案2〜3方向、ロックアップ一式、カラーパレット、書体システム、簡易な使用ガイド | |
| ステーショナリー、パンフレット、チラシ、ポスター、サイン。印刷会社の仕様に合わせて入稿データを作成 | |
| ダイライン設定、表面デザイン、裏面レイアウト、バーコード配置、SKUごとの印刷用データ | |
| 投稿・ストーリーズ用テンプレート、プロフィール素材、広告バリエーション、バナーセット、編集可能な作業データ | |
| マスタースライド、セクションレイアウト、グラフ・表のスタイル、レポートおよび提案書テンプレート | |
| 上記いずれの業務にも使える月次の稼働枠を確保し、優先的にスケジューリング | |
期間は営業日で数え、ブリーフが揃い契約書に署名された時点から起算します(最初のメールの時点ではありません)。素材・フィードバック・承認をお待ちしている間は計時が止まります。
- ブリーフ。何を作るか、誰に向けたものか、どこで使うか、いつ必要かを合意します。以降のすべてはこれを基準に判断します。
- ご提案と契約。業務範囲、料金、マイルストーン、スケジュールをお送りします。契約書のご署名と着手金のご入金を確認後、スケジュールを確保します。
- コンセプト提案。方向性の明確に異なる案を少数、その考え方とともにご提示します。すべてを混ぜ合わせるのではなく、1案をお選びいただき発展させます。
- 修正。お選びいただいた案を、取り決めた回数の範囲で仕上げます。1ラウンドは、貴社側でまとめてお送りいただくフィードバック一式を指します。
- プリフライトと校正。塗り足し、解像度、カラーモード、フォント、誤字をチェックします。印刷物については、最終校正への書面でのご承認をお願いします。
- 最終納品。残金のご入金後、分かりやすい名前のフォルダ構成で合意した形式をお渡しし、各データの用途を簡単に添えます。
- 契約書に記載された修正回数(通常は選定案について2回、加えて最終校正1回)。
- 決定した方向性の範囲内での調整:余白、階層、トリミング、色バランス、ご提供いただいた原稿の訂正。
- 契約書に記載された形式での成果物作成(印刷用・画面用の両バージョンを含む)。
- 1ラウンドにつき1つのまとめられたフィードバックリスト(貴社側で関係者の意見を集約したもの)。
- 却下された案に戻ること、または案の選定後に新しいコンセプトを求めること。
- ブリーフ自体の変更 — 対象の変更、形式の変更、サイズの変更、メッセージの変更、SKUの追加、言語の追加。
- 取り決めた回数を超える修正(契約書の時間単価で請求)。
- コピーライティング、翻訳、撮影、イラスト、レタッチ、動画(契約書に別段の定めがある場合を除く)。
- 納品後に完成物を別チャネル・別サイズ・別の印刷会社向けに作り替えること。
- 既存のスケジュールを押しのける特急対応(事前にお見積りする特急料金が加算されます)。
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| 編集可能なベクターのマスターデータ。無限に拡大縮小でき、開くにはデザインソフトが必要 | 保管用。印刷会社、看板業者、他のデザイナーへの受け渡しに |
| ウェブ用ベクター。どのサイズでも鮮明で、ファイルサイズも非常に小さい | |
| フォントを埋め込み、塗り足しとトンボを含めた固定済みの印刷データ | |
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- CMYKは紙の上のインク、RGBは画面上の光です。モニターで輝く色は、印刷では必ず少し落ち着いて見えます。これは物理的な性質であり、不具合ではありません。
- 色の正確さが重要な場合は、画面上の一致を当てにせず、Pantone番号の指定または出力校正で確認します。
- 塗り足しとは、仕上がり線の外側に絵柄を伸ばすことで、通常3mmです。断裁が少しずれても白フチが出ません。
- 安全領域とは仕上がり線の内側の余白で、文字やロゴをこの内側に収めることで重要な要素が切れるのを防ぎます。
- 印刷データは仕上がりサイズで300 dpi、画面用は72〜150 dpiで作成します。小さい画像を拡大してもディテールは戻りません。
- レイアウト着手前に確定原稿をご用意ください。レイアウト後の原稿書き換えは誤字訂正ではなく修正1回分にあたります。
- 写真は原寸・原解像度のデータでご提供ください。ウェブサイトやメッセージアプリから取得した画像はご遠慮ください。
- 既存のブランド素材はベクターデータがあればそちらを、加えて現行のブランドガイドラインをご提供ください。
- パッケージや大判出力の着手前に、印刷会社の仕様書(ダイライン、仕上がりサイズ、塗り足し、カラープロファイル、ファイル形式)をご提供ください。
- 承認者を1名ご指定いただき、1ラウンドにつきまとめたフィードバックを1つご提出ください。複数の方から矛盾するご意見が届くと、そのつど1ラウンドを消費します。
- 法令・規制・バーコードの内容は貴社にてご確認ください。当スタジオはご提供いただいた内容を組版するのみで、検証は行いません。
- 書体は買い切りではなくライセンスです。ライセンスにはデスクトップ、ウェブ、アプリ、放送といった適用範囲があり、ページビュー数やインストール数の上限が設けられることも多くあります。
- 商用フォントのライセンスは通常クライアント名義で保有します。これにより、ブランド書体を使う権利がスタジオに依存しなくなります。
- フォントファイル自体は一切再配布しません。アウトライン化したデータをお渡しし、どのライセンスを購入すべきかを明確にお伝えします。
- ストック画像、アイコン、イラストにはそれぞれのライセンスがあり、再販商品、パッケージ、ロゴとしての使用が除外される場合があります。拡張ライセンスは費用が高く、別途お見積りとなります。
- 写真に人物が判別できる形で写っている場合、商用利用の前にモデルリリース(肖像使用許諾)が必要です。
- デザインすること自体では商標の保護は得られません。商標登録は法的手続きであり、貴社の弁護士等が担当します。大量印刷の前に済ませておく価値があります。
- 最終請求書の決済後に最終データをお渡しします。日付入りのフォルダ構成で、印刷用・画面用・元データを分けて格納します。
- 承認済み成果物の権利は、契約書の定めに従い最終金のお支払時に貴社へ移転します。不採用のコンセプトや作業中のラフはスタジオに帰属します。
- 納品後、一定期間はプロジェクトのアーカイブを保管し、ご依頼があれば再送します。それでも必ず貴社側でも控えを保管してください。アーカイブはあくまで予備であり、貴社のライブラリではありません。
- ベクターのマスターデータは見つけやすい場所に保管し、取り決めた命名規則をお使いください。急ぎのデータ作り直しのご依頼は、その多くが実はデータの紛失です。
- 終了した案件を再開する場合(サイズ変更、印刷会社の変更、言語追加など)は新規のお仕事としてお見積りしますが、多くは短期間・低コストで済みます。
本ガイドは当スタジオの一般的な進め方を説明するもので、契約書ではありません。ご署名済みの契約書と異なる場合は契約書が優先します。